2022年5月野良コロナに噛まれて感染+ホテル隔離

野良コロナ感染

あーあ。
噛まれました。
野良コロナとバカ医者に
ということで、covid-19初心者に向けた体験談を備忘します。
重症化リスク(肝機能)のある中年のコロナ感染日記です。
皆様の参考になれば。
質問があれば、ご遠慮なく。

-2日 おそらくこの日に感染

おそらくこの日に感染したと思います。

行ったところと言うと・・・。
・アメリカ倉庫系のお店
・黄色い看板の古本屋
・青い看板のリサイクルショップ
・緑色の看板の業務用食料品店
もちろんマスクは着用しましたよ。
だけど、伝染ったんだからしかたない。しかたないんです。

-1日 足の冷えがひどい

その日体調は特に感じるものはなかったのですが、夜から足が冷えて冷えて。
今思えばこのときに異変があったのかもしれません。
とりあえずお風呂に浸かって温めてみたものの、風呂上りには足先が冷たくなっていました。
しまい込んだアンカを押し入れから持ち出し、あったかくして寝ました。

後にこれが「前駆症状」ということを教えてもらいました。

0日 発症

ついに発症です。
発症といっても朝から熱っぽく、喉がイガイガする感じでした。
普通に風邪ぎみかな?の症状でほっときゃ治る感じでした。
朝から出かける用事があったのですが、このご時世に迷惑かけることはできないと思い、メールで欠席連絡をしました。

昼前になると、熱がどんどん上がってきました。
とりあえずロキソニン60を1錠飲んで様子を見ました。
が!
「このご時世に普通の風邪ひくのって・・・逆に難しいのでは?」
「でもオミクロン株って、無症状の人もいるんじゃね?」
と独り言を始めると、何も手につかないのでとりあえず病院に行くことに。

病院に電話し「こんな症状なんですが、診てもらえますか?」と聞くと、「駐車場での診察になります」とのこと。
とりあえず病院の駐車場に着いて電話をすると、TVでよく観ていた完全防備の看護師さんと問診を行い、PCR検査のやり方を教えてもらいました。
30分くらい経つと、先生らしき人が出てきてPCRの迅速法というのでしょうか、綿棒を鼻の奥に突っ込まれました。
経験された方はわかると思うのですが、まぁーきもちわるい!ので、鼻に入っている間、ずっと咳込んでいました

インフルエンザの検査などでもやりますが、たぶん一瞬だったと思います。
でもこの先生は差し込む時間は長いし、奥でグリグリするし。
咳込むぐらいやるな!っての!一瞬でやれ!
このあと車にのったまま携帯電話で先生との問診なのですが、先生に症状を聞かれ、「熱っぽさと喉の痛み」を訴えると、「それと咳ですね?」と言うのです。
「はぁ?」看護師さんにも先生にも咳の症状は言っていません。
今考えると、鼻グリグリ中に咳込んだのを見て、咳の症状があると勘違いしたバカ医者。というのは理解できるのですが、そのときはよくわかりませんでした。(まぁ町医者なんてそんなもんw)

バカ医者曰く、迅速法ではcovid-19陰性とのことでした。
抗生物質などを処方され、家路につきました。
ただ、この抗生物質は後日誤診と判断され、服用を止められてしまいます。

0日 高熱

病院から帰ったあとしばらくすると、頭痛がどんどん増し、熱が急激に上がってきました。
数年前に患ったインフルエンザの症状によく似ています。
あのバカ医者にはインフルエンザの検査もしてもらうように言わないと、検査の必要性がわからなかったのか?全部言わねーとわかんないのか?このバカ医者!
と独り言をブツブツ。でも薬飲んで寝るしかありません。

22時を過ぎたあたりでしょうか、なんだかもうダメな気がします。
体温計が見つからず、正確な体温はわかりませんが、これまでの経験から39度あたりです。
もう寝てても頭がグルグル回ります。
あのバカ医者からは「とんぷく」を処方されてなかったので、自宅にあったロキソニン60を2錠飲んだところ、すぐに楽になり、翌朝までに少し睡眠がとれました。
翌朝、バカ医者から電話があったのでロキソニン飲んだ事を言うと、「あまり飲まない方が良い」とのこと。
だったら処方しとかんかい!このバカ医者は・・・。

1日目 陽性告知と未経験の息の上がりと頭痛

昨日の発熱以後、体温計を家中を探してやっと見つけた時には38度まで下がっていました。
まだまだ頭痛は続いています
PCR検査の結果が昼前に出るので、バカ医者に電話するように言われてました。
電話をすると「まだ結果は出てません」とのこと。

13時半くらいにバカ医者から電話があり、「陽性の反応が出ました。あとは保健所の指示に従ってください」とのこと。
遂に陽性宣告を受けました。
個人的には高熱では無くなったし、安心してましたが、この後から他の症状が大変でした。

また、この日何度か経験したのですが、すぐに息が上がります。
これまで経験したことのない息の上がり方です。

体温計探しに2階まで階段であがると「ぜぇぜぇ」となります。
確かにインフルエンザで高熱出た翌日などもこんな感じだったかもですが、苦しさが全く違います。
インフルエンザが5ならコロナは10くらいです。
やっぱり武漢肺炎なんですよね。
肺がとても苦しいんです。

そういえばこないだ種をまいたゴーヤとミニトマトが芽をだしており、セルトレーのままだと根が心配になり、ポットに移しました。
たったの10個です。
それだけの作業で「ぜぇぜぇ」言って動けなるなり、軽いめまいが起こります。
もう家の用事は諦めて、ふて寝することにしました。

この時期くらいから頭痛が激しくなりました。
眼精疲労の10倍痛いくらいでしょうか。
目の奥を殴られている感じの痛みです。
もう鎮痛剤も無いですし、耐えるしかありません。
喉も爆裂痛くなってきましたので、とにかく冷やすしかありません。
ありったけの蓄冷剤をローテーションしながら冷やします。
気休めにしかなりませんが。

2日目 あちこちから電話+ついに招集令状

症状は相変わらずな感じなんですが、熱は37度後半になったものの、咳がひどくなりました。
「ゴホゴホ」という感じでしょうか。
未だ頭痛がありますが、少し楽になったような気がします。
急にあちこちからショートメールと電話が来始めました。

最寄りの保健所
市のナントカ課
健康状態調査メール
他にも何件か
こちらも関係各所に連絡しなければなので、数件電話

なので、やっと寝ることができるような症状になってきたのだが、なかなか寝かせてもらえない。
また昼過ぎにウトウトしていたところ、見知らぬ携帯電話から連絡があり、「あなたは重症化リスクが高いのでホテルで療養します」とのこと。
症状は改善しつつあるのに、今更?と思いながらも了承すると「迎えの車が手配出来たら連絡します」とのことでした。

身支度を始めなきゃなんですが、ホテルに何があって、家から何を持って行って良いのか?
都道府県のホームページに「宿泊療養のしおり」というのがあるから、それを見よ!とのことなので、見ながら準備しました。
内容としては
ホテルにあるもの(通常営業ではないので、アメニティは少なく、洗濯機は使えない)
療養者の持参品(びん・缶は持ってこないように 等)

なるほど。
わかりやすい。
やはりcovid-19も2年半経ち、このあたりからは県・市・区の対応もスムーズというか流れ作業で丁度いいですね。
ただ少し不満とするなら、関係各位のエクスキューズといいますでしょうか?なんやかんや説明が多く、やってはダメなことを担当者毎に列挙されるので、少々気が滅入りますw
まぁ感染者なので仕方ないです。

2日目 隔離ホテルに搬送される

いつの間にやら搬送のタクシーが家の前に来ました。
2名体制のタクシーで運転手は運転のみで、助手席の方が案内する役割でした。
完全に前の座席と後ろの座席が透明ビニールでセパレートしてあり、前の座席は陽圧になっているのか、少しビニールが膨らんでいました。
後部座席は車両底部から空気が取り入れているようで、ずっとファンがうるさい。
このうるさいところに座った状態で、ドアを全開し、離れたところから助手席の方が大きな声で説明するのですが、ファンの音で全く聞こえないんです。
なんか問診表を書けと言っているように見えたので、適当にうなずいてやり過ごしました。

30分くらいすると、ある住宅街に入り、もう一人の男性が乗り込んできました。
なんせ人見知りなので、男性が乗ってこられる時もできるだけ目を合わせないようにしました。
助手席の案内係の人は、外に出るときは毎回手袋とマスクを新品のものに取り換え、感染予防体制を徹底しているのが見えました。
しかし、ファンの音で聞こえないにもかかわらず、まったく車両に近寄って説明しようともせず(あたりまえですが)むしろ「なんで聞こえないんだよ」っていう感じの目で見られたのを感じました。
ここで、通常の風邪とは異なり、これがcovid-19陽性反応者に対する通常の人の態度だと思いました。

また30分くらい経つと繁華街の立派なホテルに到着しました。
中に入るとタクシーよりも厳戒態勢です。
受付ではアクリル板越しに内線電話で説明をうけます。
よくテレビドラマで観るシーンですが、収監者が面会者と会う時の感じです。
でも収監者でも内線電話で話をすることはありませんよね?
あぁ。これはホテル療養と言う名の収監だ」と思いました。

収監期間は発症日を0日として10日つまり今日から8日間とのこと。
部屋に入ったまま、食事を待つ。つまり8日の禁固刑ですね。
熱は36度台に落ち着きましたが、まだ喉の痛みが激しい状態ですが、「わくわく収監ライフ」スタートです。

3日目 収監ライフスタート

喉の痛みも頭痛は半分くらいになってきました。

1日の流れはこんな感じです。
7:30 起床 体調確認
WEB入力画面からの以下の問診の入力をします。

  • ホテル部屋番号
  • 氏名(カタカナ)
  • 測定日付
  • 時測定刻
  • 体温
  • 酸素飽和度
  • 脈拍数
  • 咳込みの有無
  • 息苦しさの有無
  • 嗅覚異常の有無
  • 味覚異常の有無
  • 鼻づまりの有無
  • チアノーゼの有無
  • 喉の痛みの有無
  • 吐き気の有無
  • 充血の有無
  • 頭痛の有無
  • 倦怠感の有無
  • 関節筋肉痛の有無
  • 下痢の有無
  • 不整脈の有無
  • 痙攣の有無
  • 解熱剤使用の有無
  • 睡眠の確認
  • 食事の有無
  • 心配事の有無
  • 電話相談の要・不要
  • その他

WEB入力が無ければ、看護師さんが部屋に電話をくれます。
看護師さんの電話に出なければ、部屋で倒れていることになるので、医師・看護師さんが防護服で部屋に入ってくるそうです。

4日目 頭痛なし咳あり喉痛み

頭痛は無くなりましたが、やっぱりまだ喉が痛いです。
ただ10日間の隔離期間というのが妙に納得できる感じの回復です。
このままいけばピッタリくらいで症状がなくなりそうな感じです。

5日目 頭痛なし時々咳込み

喉の痛みも少し感じる程度になりました。
時々咳込みますが、「コンコン」といった感じでしょうか。
本当に軽くなったと思います。

6日目 かすかな喉の痛み

かすかに喉の痛みを感じますが、ほとんどなくなってきました。
咳込むことは時々ありますが、痛みはほとんど無く、多少元気が出てきた感じです。

7日目 喉の痛みがほぼなし

喉の痛みが無くなってきました。
ごはんがおいしく食べられます。
特に味覚異常の症状は無かったのですが、なんかおいしいですし、この収監も恵まれている環境で、感謝しながら3食いただきました。

8日目 症状としてはほぼなし。

昨日、このありがたい環境を作って頂いたことに感謝し、3食頂いたのですが・・・。
お弁当の仕入れ先がずーーーーーと一緒なので、すべて同じ味なんです。
飽きるとは違うんですが、同じ味なんです。
症状はほとんど無くなりました。

9日目 なんやかんや復帰に向けて

いよいよ予定では収監は明日までです。
収監されたときに渡された「退所セット」と呼ばれる封筒を見てみることにしました。
退所時の注意事項として、部屋の中のシーツ等をビニール袋に入れてゴミ置き場に置いて出ること。と書かれていました。
要するにもう使わないので、捨てて出るということみたいです。
まぁ使わないでしょうね。

ルームキー、体温計、パルスオキシメーターは専用の袋に入れ、ホテル出口の指定場所に返却するように。と書かれていました。
これらは消毒して使うんでしょうね。

宿泊・自宅療養証明書について
この証明書が発行できるようです。
正直、この書類をいつ使うのかわかりません。
看護師さんから別件で内線電話が鳴った時に聞いてみました。
「この書類は何に使うのですか?」→「生命保険の保険金請求に使う人が多いらしいですよ」とのこと。
なるほど。
シャバに出たら保険会社に聞いてみよう。

同じフロアには20部屋くらいありますが、用意されているお弁当の数からすると収監時は10人くらいのようです。
収監中に徐々に減ってきて今は6人くらいのようです。
なんだか早く出たくなってきました。
上海のロックダウンとかあり得ないなw

10日目 退所

収監にはタクシーがお迎えに来てくれたのですが、帰りは勝手に帰りやがれ。です。
とりあえず電車とバスを乗り継いで帰りました。
家の方は、ソーラー蓄電でプラズマクラスターを24時間稼働させた状態でお勤めに出ました。
なので、covid-19の死滅期間を越えて、部屋の中はある程度の除菌はできているはずです。
念のために部屋の中にアルコールを噴霧したいと思います。
トルネーダーの出番です。
衣料・シーツ等はあるもの全て洗濯します。

もうcovid-19はこりごり。

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