自社物件を不動産公売を利用し購入したが、後日この選択が役に立つことになる。
利用方法も利用価値も見いだせないまま購入したが、中には廃業した大工の残置物で一杯だった。
幸い、前所有者と会うことができたので、動産所有権放棄の書面を取れたのでこちらの一存で処分できることとなった。
付近に車を止める場所もないにも関わらず、どっさりの荷物を片付けなければならない。
内装業として生計を立てられるようになった今であれば、おそらく効率的に片付けることができだろう。
そのときは半年前までサラリーマンだった奴なので、まともな片付け方も知らないし、道具もない。
どうして良いかわからないが、とにかく残置物を運びださなければ進まない。
当時は倉庫から車で45分くらいの一軒家を借りていた。
2台分の駐車場があり、車は1台だったのでスペースはあった。
とりあえず軽自動車に乗るサイズの木材や道具類を10往復くらいして運び出した。
時間がある時に往復していたので、運び出すのに3~4か月かかった。
それでも1/4くらいしか出してない。
とりあえず売れそうな工具などは売って、木材は庭で燃やし始めた。
でもとても燃やせるものではない。
もちろん焼却はダメだが、小さなジェットストーブを作り、それで燃やす。
つまり焚火程度の小さなものだ。
コーヒーを飲みながら優雅な焚火を毎日楽しんだ。
それでも木材は減らない。
仕方ないので市の焼却場に持っていった。
奥の方へ通されると、なんやら作業着を着た人の中でもひと際ゆっくり歩くジジイ(きっと偉い人?)が寄ってきて、「この木材は捨てられない。」と。
2~3mの木材だったが、燃やしてほしければ「30cmくらいに切ってくれば捨てられます」とのことだ。
仕方なく一度持ち帰り、1ヵ月後の次の休みにすべて切断して持って行った。
その時には軽トラを購入していたので半分の木材が積めた。
するとその動きの遅いジジイは当然だが私の顔など覚えていない。
「どうやって切断したの?業者の人?」と言われたので、ジジイを指差し「お前が切れって言ったから切ったんだよ!業者かどうか関係あんのか?」とオラついたらジジイの活動限界。
別の作業着ジジイが寄ってきて、その人の指示に従い、焼却コンベアに投げ込んで終了。
まだまだ片付かない。
数少ない休みの度に片付けていたので、1年近くやっていた。
これで倉庫の1/4くらいだ。
ただ半分くらい片付けられれば車が倉庫内に入り、なんとかゆっくり片付けができそうだと感じていた。
この後、ビックニュースが入ってくるのは次回に。
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